六の宮の姫君を読んだ

 

六の宮の姫君 (創元推理文庫)

六の宮の姫君 (創元推理文庫)

 

  大学四年生の主人公「私」がアルバイトや卒論をすすめる中で芥川龍之介の謎に迫っていく話。だと思ったのですが、読んでいても目が滑ってあまり頭に入ってきませんでした。あちらの資料を当たりこちらの資料を読んで、というのが単純にめんどくさくてついていけなかったのもあるし、その謎を知ってだから何?って思ってしまうというか、結局自分にとって興味がわかない話題だったのだと思います。すみません。

 芥川龍之介の交友関係については、読みながら百鬼夜行シリーズの京極堂とその仲間たち(というか主に関口さん)が浮かんだりはしました。

  出てきた作家達は私にとっては普通に歴史上の人物という認識なんだけど、東京在住の人だったりすると、時間はかぶってないけど住んでた場所とかお墓があったりとかで空間がかぶることがあるから、とらえ方が私とは違うんじゃないかな?と思ったり。

 あとこの本もそうだけど主人公たちが東京の人だからその辺の地名がバンバン出てきたりしても、地名でその場所のイメージがわかないからどう反応していいかわからない。東京在住の人が読むのと私が読むのでは物語の深みが違ってしまうのではないかな、と思うとちょっと寂しい気もします。例えば「銀座」って出てきたら、私は石原裕次郎が「♪と~きょ~でひ~とつ~」とか歌ってるのを思いうかべるんだけど(銀座の恋の物語)、これって正しいんでしょうか?よくわからんのですけど。