鍵泥棒のメソッド

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 レディースデーの水曜ではなかったけど、シネマイレージのポイントが溜まった分を使って観てきました。シネマイレージのカードを作ったのが1年前だったらしく、ついでに更新手続きもしてきました。1年前に作ったカードだったってことに改めて気づいてみると、時が過ぎるのが早いような、ゆっくりなような。
 ストーリーは売れない貧乏役者の桜井(堺雅人)と記憶喪失の殺し屋コンドウ(香川照之)がひょんなことから入れ替わり、そこに婚活中の水嶋佳苗(広末涼子)が絡んで……というもの。
 二人は性質が対照的というか真逆で、桜井は何事も行き当たりばったりでいい加減、でもお金が手に入ったからといってパーッと散財するわけではなくまずは今まで借金していた友人たちに返済して回るように律儀なところもある、愛すべきおバカ。コンドウは全てにおいてキッチリしていて、コツコツと積み上げていく人。桜井の部屋はぐちゃぐちゃでものすごく汚いんだけど、自分は桜井と思い込んでいるコンドウが住み始めてから少しずつ整えられていきます。逆にコンドウのスッキリ整った部屋が桜井が住むことによってカオス化していって、そういう細かいところを見るのも面白かったです。
 一番心に残ったのは、コンドウが記憶をなくして一番最初に手に入れたものがノートとペンで、それに少しずつ書き込んでいくのだけど、なんか「あー、わかる」と思いました。手帳派の人は色々と思うところがあるのではないでしょうか。
 その他にも細かい部分で心をつつかれるようなシーンがいろいろとあって、派手ではないけど面白く、観終わってからまあ普通にほのぼのするんだけど、後からまたじわじわくるようなスルメ的映画でした。これ以上書くとアレなのでこの辺で。