憲法には三権分立という規定はありません

……えっ?そうだったの?私が学校で習ってきたことは何だったんだろう。
以下、鳩山内閣メールマガジンより。

副総理兼国家戦略担当大臣
菅 直人(かん なおと)

 今回の政権交代は明治維新や戦後に匹敵する大きな政治変化です。これまでの霞が関憲法解釈では、三権分立の原則から、内閣は国会から独立していて、内閣を支えるのは官僚だと「官僚内閣制」をとってきました。しかし、これは誤った解釈です。憲法には三権分立という規定はありません。現行憲法の大原則は「国民主権」で、議院内閣制では、国会で多数の議席を獲得した政党が自分たちのリーダーを総理大臣とし、内閣を組織します。つまり現行憲法では、政権党が全面的に責任を持って内閣を組織する「国会内閣制」が当然なのです。このように鳩山内閣では、これまでとは「原理」が違う本物の議院内閣制に大きく変わりました。

 国家戦略室の目的は、まず第一に官僚丸投げの政治から政治主導の政治を実現することにあります。組閣の直後から閣議が様変わりしました。従来は前日に行われていた事務次官会議で決まった案件にサインするだけのセレモニーだった閣議が、大臣同士が実質的な議論する場に大きく変わりました。各省庁での意思決定も大臣、副大臣、政務官からなる政務三役が中心に運営することになりました。

 国家戦略室の役割は、鳩山総理の指示書により、「税財政の骨格、経済運営の基本方針など内閣の重要政策に関する基本方針について企画・立案・総合調整を行う」となっています。それに加えて、国家戦略室が中心となって、緊急雇用対策、さらには、CO2の25%削減目標を達成するための地球温暖化対策に取り組んでいきます。明治維新にも匹敵する大改革を鳩山政権で進めることが国家戦略室の最大の使命であると考え全力を尽くします。

http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2009/1022ck/index.html