ひかりの剣

ひかりの剣

 ジェネラルルージュ速水先生の若かりし頃の話。ほぼ全編剣道の話だけど、実習のこととか解剖の勉強のこととかがちらっちらっと出てきて、ああ医学生だーと。
 自分は医学生ではなかったけど病院実習はあって、読んでいると実習で技師さんに叱られたことを思い出しました。病理室の実習の時、怖い技師さんだよ〜みたいな噂があって同じグループの子たちと緊張しながら通っていたんだけど、確か標本のスケッチをしている時だったかな?その技師さんに「これは何の細胞ですか?」って質問されて、あの時なんて答えたんだったかな。たしか「多分がん細胞です」みたいなことを言ったのだと思います。そうしたらものすごく怒られました。あの頃はどうして叱られたのか分からなくてみんなで困惑したし、あとで洗浄室のおばちゃんに慰められたりもしました。思い返してみるとバカだなーとしか思えないんだけど。よく就職できたなあ。でもなんだかんだいって、昔のことは何故かみんないい思い出になってしまいました。おバカだったことも懐かしい。
 高階先生の狸っぷりは面白く、若き実習生田口くんのぶっ倒れシーンもちょっと出てきます。そして前読んだ「ブラックペアン1988」をもう一度読み直したくなりました。
 ところで最近本を買うことに躊躇いがなくなりました。少し前まで本は図書館で借りたり、もし買っても早めに処分する方向でなるべく本を所有しないようにと頑張ってきましたが、よく考えたらもうこの先引っ越しすることはないし、自分が読んだ後に多分子供も読む事を考えると、買って持っててもいいのでは、と。読んでもすぐ忘れてしまうので何度も読み直したいですし。今のところそんな感じです。