中川元大臣の件は、いつの間にやら大騒ぎ期間が終了したようです。さすがにやりすぎてボロが出たのかな。
 今朝は9時からテレビ愛知でやってる「E-morning」という経済番組を見ていたら、最初が麻生内閣支持率低下の件で(→多分これ)、この数字の悪さと共にじわじわした怖さも感じました。こうやって世論が作られていくのだなあ。今に始まったことじゃないとは言え、やっぱし怖い。
 某掲示板を見ていたら、週末麻生さんは青森で講演されたようです。東奥日報で一応全文と思われるものがアップされていました。一部ですが動画もあります。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090222.html
 日本の鉄道網の話、攻めの農業・日本ブランド農産物の話などから始まって、経済の現状・それに対する予算内容の具体的な話をされています。そして最後の部分。

 この9月までには間違いなくわれわれは衆議院の総選挙を迎えようとしている。政権選択の選挙と言われますが、私が今いくつか申し上げましたが、明らかにこういった政党に政権を渡したら不安だと思いませんか。どういうことをするんですかね。

 教育基本法の話でも、また、今のソマリアの話1つにしてもちゃんとまとまって答えてくれない。そいういった所は、われわれにとってあのいい加減な教科書をわれわれは教育基本法を変えてあのいいかげんな教科書を変えました。覚えていない人もいるかもしれませんが、おじいちゃんとおばあちゃんと一緒の写真、こちらは犬と子供と一緒の写真で、両方家族ですと。うまいように書いてあるように見えるでしょう。犬と子供もおじいちゃんとおばあちゃんも一緒の扱い。おばあちゃんは犬と同じか、こんなふざけた話がどこにあるのか、と言って当時やりあったことがあります。相手はご存じ日教組です。それに支えられている。私はそういうところとは断固戦っていく。そういった教育というのは根幹でしょうが。日本という国の。こういったものをきちんとやりきれる政党、それが自民党なんだと私はそう思っています。したがって今回、いろいろな経済政策の話だけをさせていただきましたけれども、私は日本という国をこの段階において無責任な混乱の中に放り出すということは、はなはだ、それこそ無責任だと、私はそう思います。ぜひとも、自民党はまなじりを決して戦わねばならない。われわれが戦う相手は、不安をつくりだしている、そういう可能性を秘めている政党と戦わねばならない。われわれは今、この景気対策を確実にやっていって、その上で、日本という国はやはり世界からやっぱり頼りになる国として、世界から信頼される国にそういった国にのし上がっていかねばならない。技術も思想、哲学、それを裏付ける経済的余力も一番持っている国が日本だと確信し、われわれがこの国に生まれてよかった、日本人として生まれて良かったと思えるようにしていく、それがわれわれ自民党に与えられた責務だと思い、その先頭に立って戦う覚悟です。
(太字の部分は動画では入っているけど文章に入ってなかったので付け足しました)

 かなり踏み込んだ発言をされています。日教組と断固戦う宣言もあります。ただこれ、後で気づいたのですが「それに支えられている」発言があるのとないのでは意味が変わりますね。なしだと日教組だけ?と思うけど、ありの場合は日教組をバックに活動する民主党と戦うってことですもんね。むむー。
 だいたいマスコミの方々は今まで、週末の講演とか演説の内容で突っ込みどころを探して翌週叩く、というのが定番だったので、今回もそうかなと思うとちょっと違うみたいです。どのような報道がされているかというと、こんな感じ。

麻生首相「いい加減な教科書変えた」「日教組と戦う」(朝日・教科書検定の記述あり)
http://www.asahi.com/politics/update/0222/TKY200902220097.html

麻生首相「チェンジとか言うが民主に任せることできるか」(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090222-OYT1T00672.htm

麻生首相、「民主党を不安に思う人随分いる」(日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090223AT3S2200A22022009.html

内閣支持11%:首相講演に異変、席を立つ人も…(変態・内容には全く触れず)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090223k0000m010097000c.html

 朝日以外は当たり障りのない内容になっています。ちなみに中日新聞にも日教組に関する記述はありませんでした。やっぱし日教組問題はあまり触れてはいけないってことなんでしょうかね。朝日も「日教組と戦う」というタイトルではあるけれども、日教組民主党との関係にはあえて触れないようにしているように見えます。