冷静に。つい忘れがちなので、以下に覚え書きしてみる。あくまでも私の理解しているところなので、間違っている部分もあるかも。

首相官邸:第170回国会における麻生内閣総理大臣所信表明演説(平成20年9月29日)

緊急な上にも緊急の課題は、日本経済の立て直しであります。
これに、三段階を踏んで臨みます。当面は景気対策、中期的に財政再建、中長期的には、改革による経済成長。

麻生さんは最初からこう話しているし、今までずっとこの流れで進んできている。発言(→麻生さんのべらんめぇ日記(ぶら下がり取材映像集))を聞いていてもそう。(しかしフィルターを通してニュースになると何故かブレていることになってしまう不思議)

首相官邸:麻生内閣総理大臣記者会見(平成20年10月30日)
生活対策の概要
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2008/10/081030taisaku.pdf

1.生活者対策
 1)定額減税等(給付金方式) 2兆円
 2)介護・子育て
  ・介護報酬 月2万円アップ・介護人材を10万人確保
  ・三歳未満児の保育サービス利用率5割増
  ・第二子から、年間3.6万円の「子育て応援特別手当」
  ・妊婦検診の無料化(14回分)
 3)雇用
  ・雇用保険料を大幅引き下げ(標準世帯で年約2万円還元〔21年度〕)
  ・雇用強化対策
   −年長フリーターの正規雇用を奨励
   −新規雇用を創出(地場産品販売、高齢サービスなど)
 4)住宅ローン減税等
  ・過去最大級(控除可能額)の住宅ローン減税、リフォーム減税
  ・省エネビル建設などに容積量緩和
 5)電気・ガス料金の引き上げ幅圧縮・平準化の要請
2.中小・小規模企業等企業活力向上、金融対策
 1)資金繰り対策 総額30兆円のセーフティネット
  ・緊急信用保証    6兆円→20兆円に拡大
  ・政府系金融緊急融資 3兆円→10兆円に拡大
 2)成長力強化税制
  ・新エネ・省エネ投資の即時全額償却
  ・中小企業法人税値下げ 
  ・海外所得(17兆円)の国内への還流促進
 3)金融機関への資本参加枠(現行2兆円)の拡大
 4)株式配当等について軽減税率を延長
3.地方
 1)高速道路料金引き下げ
  ・休日はどこまで行っても1000円、平日昼間も3割引
 2)道路特定財源一般財源化に際し、1兆円を地方に
 3)「地域活性化交付金」できめ細かな地域のインフラ整備
4.財源および財政の中期プログラム
 1)対策の財源は、赤字国債なし。特別会計積立金等を活用。
 2)中期プログラムの基本骨格
  ・3年以内の景気回復中は減税等を時限的に実施。
  ・経済状況好転後に、財政規律、安心な社会保障のため、
   消費税を含む税制抜本改革を速やかに開始。
   2010年代半ばまでに段階的に実行。
  ・本年末に、税制全体について「抜本改革の全体像」を提示。

・定額給付金は、以上たくさんある対策の中の一つ。(妙にここばかり突付かれ過ぎ)
・他の対策も順次検討・実施されつつあるところ。
・給付金については、お金が動かなくなって不景気になっているのでとりあえずそこをなんとかしたい、というのが大前提。
・減税ではなく給付金にしたのは、納税額が少ない人や払っていない人にも行き渡るようにするため。
・減税にすると減税期間が終わったときの心理的負担が大きい。給付金にすると単純に貰えるのは嬉しいし、パッと使いやすい。
・消費税を一時的に無くすというのは、手続きの負担が役所から民間に移動するだけ。給付金を配る以上に世の中が混乱すると思われる。元の体制に戻す時にも同じように手間がかかるので、手間二倍。配るだけなら手間は一回で済む。

わたしは、その実現のため、現場も含め、公務員諸君に粉骨砕身、働いてもらいます。国家、国民のために働くことを喜びとしてほしい。(所信表明演説より)

・消費税で1万2千円分元を取ろうと思うと、多分24万円以上消費する必要がある。お金が動かなくて不景気になっているのに、国民全員が一人24万円分余分に使うということは、まずありえない。だったらお金を配る方がまだ現実的。
・余裕のある人はお金を足して使うべき。余裕がなければ生活費になるのもよし。貯金すればそれだけ銀行のお金が増えて融資にまわるのでそれもよし。
・ばら撒きと批判されるが、今は非常時。本格的不況に突入してしまう前に思い切った策でなんとかしたい。
・とにかくスピード優先。

産経新聞:【首相・懇談詳報】定額給付金の所得制限「隣の町同士で差が出ても構わない」
→マスコミさんはこの期に及んでまだ解散総選挙の話。どんだけ選挙させたいのか。
それに対して

てめえらの正月休みがとれるか、とれないとか、気持ちはわからんでもないが、おれはそこまで考えてやるほど人はよくないから。それはなんともいえませんね。何が起こるか、わからん世界ですから

すばらしい切り返し。
まあ確かにお休みは大切だけど。今年の年末年始は前後の土日を含めて長いからなあ。
それにつけても党首討論はいつあるのかな。ぜひ生中継で見たいものですが。

産経新聞:【首相・懇談詳報2】次回金融サミット「日本がふさわしい」
→首相による、世界経済の現状と対策についてのとってもわかりやすい説明。
ていうか、何故こんなタイトル?
日本政府、IMFに10兆円拠出
IMFって何?日本がお金出す意味は何?と思ったら読む。

外務省:ブッシュ大統領主催夕食会における麻生総理大臣の発言について(平成20年11月14日)
→とりあえず今このあたり?