朝から雨。窓から見てみると降っていないように感じたので、一度着替えて外に出たのだけど、実は降っていて空の色もかなり怪しかった。走りに行くのをやめて部屋でストレッチをしていたら、10分くらいで土砂降りに。行かなくて助かった。
 雨が降っても実行しようと心に決めていたことがあり、テキパキ家事を片付ける。子ども達を送り出し、オットを見送って、洗濯物を干す頃には青空が見えてきた。さあ出かけよう。
 まずバスと電車を乗り継いで、豊橋まで。ここで用事を済ます。市内を走る路面電車も気になるけれど、それはまた次の機会に。今日の目的は天竜浜名湖鉄道に乗ることなのだ。
 豊橋からJR東海道線で二つ目の新所原駅まで行く。そこで天浜線に乗り換え。1両編成のかわいい列車がちいさな駅にちょこんと停まっている。改札前にあるうなぎ屋さんも気になるけど、今日はパス。1時間に1本の列車はゆっくりのんびりと走り出した。
 田んぼの脇を通り、浜名湖を眺め、山の中を抜ける。駅周辺には家があるけど、それ以外は自然の中を進んでいく。気賀駅近くは賑やかだったけど、そこを過ぎて、フルーツパーク駅を越えたあたりから秘境感がずんずん増した。林の中に列車の通る空間だけがひっそりとあいている。側には家も道もない。脇に見える沼の水面が鈍く光る。後ろの窓から見ていると、遠ざかっていく線路が草に埋もれてそのまま消えてしまいそうで、なんか不思議な感覚。あの世とこの世の境目みたいな……。
 西鹿島駅に着くと、ホームには高校生達がいっぱい。彼らの生命力に目が覚めた。
 もう二つ向こうの天竜二俣駅まで乗って、天浜線の旅はとりあえずおしまい。そこから歩いて、飛龍大橋を渡って西鹿島駅まで戻って、遠州鉄道の赤電に乗って浜松駅まで。始まったばかりの北海道物産展を覗いて(激混み)コロッケを買って、家に戻った。なかなか充実した一日だった。